基本的にイン有利ではありますが、強風や水面の荒れ具合などによっては買い目をしぼりにくい会場を紹介していきます。
ただし、その反面、当たれば高配当を期待できる可能性も大きいでしょう。
荒れやすい会場というのは、敬遠する人も多いのでオッズが高くなる傾向にあります。
強風時は波乱にイン優位も注意:津競艇場
ボートレース津(津競艇場)は、プール水面によって荒れが抑えられていることや企画レースによる押し上げもあり、1コース1着率が60%前後をキープしています。
無風であれば60%を超える会場です。
しかし、風の影響を受けやすいうえに季節によって風向きが変わります。
- 春から夏は追い風となる海風
- 冬は向かい風となるおろし風
1コースを信頼しつつ、追い風や向かい風のセオリーを意識してレース直前は風向き、風速などの気象情報を確認するように心がけましょう。
イン優位水面のオーソドックス:住之江競艇場
年末のグランプリ(賞金王決定戦)をはじめ、数々の名勝負が繰り広げられてきたボートレース(競艇)のメッカ住之江。
第1ターンマークの振り幅が小さいのでインコースの選手は斜行せず真っすぐに走れる事から、基本的にイン優位のコースレイアウトとなっています。
注意したいのは水質です。
淡水で硬めの水面となっていて、モーターの性能がものを言います。
もう1点は風。
春夏は1コースの勝率が60%を超えますが、追い風が吹きやすい秋冬は下がる傾向にあるので注意しましょう。
イン逃げ仕様のコースレイアウト:尼崎競艇場
ボートレース住之江(住之江競艇場)と同じく、ボートレース尼崎(尼崎競艇場)も1コースの勝率が60%を超えて安定しています。
第1ターンマークから第2ターンマークまでの直線の距離、さらにはターンマークの振り幅が小さいため、インコースの強さが際立ちます。
一方で予想する際に難しいとされるのが、海と山に挟まれた立地特有の季節風となっています。
特に強い向かい風が多く、これは第2ターンマークでは追い風になるため、ターンマークの展示周回は確認必須と言えるでしょう。